イベントの規模感を把握する上でまず押さえておきたいのが、国立代々木競技場第一体育館のキャパシティ(収容人数)です。日本スポーツ振興センター(JSC)が公表している施設利用案内によると、固定スタンド席は合計8,687席(北スタンド・南スタンド)を有し、フロアにアリーナ席を配置した場合の最大キャパシティは約12,898席〜約13,200人に達します。
ステージ構成別の実質的な動員規模は以下の通りです。
- エンドステージ構成(南側または北側奥にメインステージ設置):演出の見切れ席を除外するため、実際の動員数は約9,500人〜11,500人前後となります。
- センターステージ構成(アリーナ中央にステージ配置):360度全方位のスタンド席を開放できるため、最大収容人数に近い約12,500人〜13,000人超のフル稼働が可能です。
建築史における価値も見逃せません。1964年の東京五輪のために設計された丹下健三の代表作であり、主ケーブル2本で大屋根を吊り下げる「高張力サスペンション構造」を採用しています。現代の大規模アリーナの多くに見られる支柱がアリーナフロア内に一切存在しないため、「どこの座席からも視界を遮る柱が存在しない」という鑑賞環境における決定的なアドバンテージを誇ります。