時計の針を少し巻き戻そう。二人の接点として真っ先に挙げられるのが、かつて開催された「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式だ。日本を代表するアスリートが一堂に会する煌びやかな壇上で、並び立つ大谷翔平と石川佳純の姿があった。
隣同士に座り、時折言葉を交わしては微笑み合う姿。カメラが捉えたその一瞬の空気感は、どこか初々しく、見る者を惹きつける清涼感に満ちていた。「お似合いすぎる」「まるでドラマのワンシーンのようだ」——ネット掲示板やSNSでは即座に切り抜き動画が拡散され、ファンの願望にも似た憶測が一気に膨れ上がった。
取材陣が投げかけた質問に対し、互いに敬意を払いながら照れくさそうに応じる様子は、確かにゴシップ誌の格好の標的となるだけの輝きを放っていたのだ。