声優交代の舞台裏を語る上で、絶対に外せないのがバタコさん役を務める佐久間レイさんの存在だ。鶴ひろみさんの急逝直後、年末恒例となるクリスマススペシャル特番の収録が目前に迫っていた。新キャストのオーディションや調整を行う時間など、どこにも残されていない緊急事態だった。
そこでピンチヒッターとして立ち上がったのが佐久間レイさんだった。長年共演してきた圧倒的な絆と確かな技術で、見事に代役を完遂。収録現場では、佐久間さんの演じるドキンちゃんの第一声を聞いたスタッフやキャスト陣が思わず涙を流したという。この友情溢れる緊急リリーフがあったからこそ、番組は放送に穴を開けることなく視聴者に笑顔を届け続けることができた。