近年、都心部や近郊の住宅街で「謎の大きな黄緑の鳥」を目撃したという通報が相次いでいる。メジロやウグイスよりも遥かに大きく、全長40センチメートルに達する鮮やかなエメラルドグリーンの鳥——その正体は、インドやアフリカ原産のワカケホンセイインコだ。
1960年代以降、ペットとして輸入された個体が逃げ出し、野生化して東京や神奈川を中心に定着した。彼らは高い適応力を持ち、大樹の洞に巣を作り、ケヤキの芽や果実を食荒らす。静かなメジロの羽ばたきとは対照的に、「ギャーギャー」という猛烈な大声で集団飛翔するため、都市の生態系や近隣住民の生活環境に対する影響が鳥類学の現場でも懸念されている。黄緑色の鳥を探す際は、サイズと鳴き声のスケール感にも注意が必要だ。