海外の都市からの関心も急速に高まっている。シンガポール、ロンドン、ベルリンといった都市再生の先端を走る都市から、空間ディレクションの打診が後を絶たない。環境負荷の低減と都市機能の維持を両立させる日本発の「Bio-Urbanism(バイオ・アーバニズム)」として、国際的な都市計画会議でも注目の的となっている。
欧米の都市デザインが往々にして幾何学的で秩序立った自然のコントロールを目指すのに対し、彼の手法は自然の気まぐれさや不確定な変化を受け入れる「余白」を残す。この柔軟でしなやかなアプローチが、過密化と環境負荷に悩む世界中の都市に新しい呼吸をもたらしている。