分配法則のマイナスで符号ミスが多発する理由と絶対に間違えない解き方

分配法則のマイナスで符号ミスが多発する理由と絶対に間違えない解き方

分配法則のマイナスで符号ミスが多発する理由と絶対に間違えない解き方を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。

定期テストの後半や高校入試で受験生を最も苦しめるのが、分数とマイナスが組み合わさった分配法則です。

代表的な例題として、次の計算を見てみましょう。

$$\frac{3x - 2}{4} - \frac{x - 5}{6}$$

この計算で最も多い致命的な間違いは、通分した後に分子のマイナスを先頭の $x$ だけに掛けてしまい、後ろの $-5$ をそのままにしてしまうケースです。

$$\text{誤り:} \frac{3(3x - 2) - 2(x - 5)}{12} = \frac{9x - 6 - 2x - 10}{12}$$

このミスを防ぐ絶対のルールは、「分数の長い横棒(括線)の上にある分子全体には、見えない括弧がついている」と認識することです。

$$\text{正しい手順:} \frac{3(3x - 2) - 2(x - 5)}{12} = \frac{(9x - 6) - (2x - 10)}{12} = \frac{9x - 6 - 2x + 10}{12} = \frac{7x + 4}{12}$$

引き算の記号の後ろにある分数は、分子全体をひとかたまりの括弧で囲み直すことで、マイナスの分配漏れを完全に封じ込めることができます。

伊藤 翔太
Author

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。