野外ライブの醍醐味と表裏一体であるのが天候の影響です。服部緑地野外音楽堂はステージ上こそ屋根で覆われているものの、客席には一切屋根がありません。雨天決行のイベントにおいて、現地の利用規約とマナーを理解していないとトラブルに直結します。
音楽フェスや各種ライブ公演において、客席内での傘・日傘の使用は原則として全面禁止となっています。後方客の視界を遮るだけでなく、密集した客席で傘の先端が周囲の人に接触する危険があるためです。
雨天が予想される場合、以下の装備と対策を確実に講じる必要があります。
- レインポンチョ・セパレート型カッパ:傘が使えないため、防水透湿性の高いレインウェアやレインポンチョが必須アイテムとなります。つば付きのキャップ(帽子)の上からフードを被ると、顔に雨粒がかからず視界をクリアに保てます。
- 45L〜70Lの大型ゴミ袋(複数枚):会場内には荷物を守る屋根付きスペースがありません。リュックや手荷物を丸ごとゴミ袋の中に入れ、口を縛って足元に置くことで浸水被害を完全に防ぐことができます。
- タオルと着替え用のジップロック:濡れた体を拭く吸水速乾タオルと、濡らしたくない貴重品・スマートフォン・モバイルバッテリーを密閉できるチャック付きポリ袋を用意してください。
また、コインロッカーおよびクロークの運用にも注意が必要です。音楽堂内には観客用の常設コインロッカーが基本的に設置されていません。主催者側が有料クロークを開設する場合もありますが、長蛇の列が発生することが多く、出し入れに時間がかかります。大型キャリーケースなどの荷物は、新大阪駅や梅田駅などの主要駅ロッカーに事前に預けて会場入りするのが鉄則です。
再入場や喫煙所の運用に関しては、電子チケットやリストバンドの提示による再入場可とする公演が多い傾向にあります。ただし、敷地内および公園内は指定喫煙所以外は禁煙となっており、加熱式タバコを含め所定のルール遵守が厳格に求められます。