警察や法的機関が本格的な対応に踏み切るために、絶対に欠かせない要素がある。それが「客観的かつ決定的な証拠」だ。言った・言わないの水掛け論では、警察も指導のしようがない。
最も威力を発揮するのが、敷地をカバーするように設置された防犯カメラの映像だ。犯行の瞬間だけでなく、飼い主の顔、犬の種類、通り過ぎた日時や時間帯が克明に記録されていれば、警察は犯人特定へ向けた動きを取りやすくなる。高画質なカメラ映像は、後に弁護士を介して損害賠償を請求する際にも動かぬ証拠となる。
カメラの設置が難しい場合でも、日付と時間を細かく記録した被害メモ、放置された現場の写真を継続的に撮影しておくことが極めて重要だ。被害の「継続性」と「悪質性」を立証できるデータこそが、行政や司法を動かす最大の武器となる。