原宿や渋谷の路上で芽生えたスタイルは、いまやパリやミラノ、ニューヨークのファッションウィークのオフランウェイでも日常的な光景となった。ハイブランドのテーラードジャケットやヴィンテージウェアに、未来的なグラウンズのシルエットをミックスするスタイリングは、現在のファッショニスタにとってスタンダードとなっている。
国境や言語の壁を越えて世界中のクリエイター層に刺さる背景には、特定のカルチャーに依存しないアノニマス(匿名)で未来的な美学がある。ジェンダーレスなデザイン設計も相まって、性別や年齢を問わず幅広い層に愛好されている点も、現代のダイバーシティなファッション観と完璧に合致している。