同伴参拝が問題ないとはいえ、神仏の前に進み出る以上、最低限の礼儀とマナーは厳守しなければならない。何気ない振る舞いが儀式の場を乱す原因になり得るからだ。
まず配慮すべきは服装だ。過度な露出やサンダル、部屋着のような軽装は避けるのが基本である。本人がスーツやジャケットを着用しているにもかかわらず、付き添いが極端にラフな格好では厳粛な場にそぐわない。清潔感のある落ち着いた平服を選ぶのが望ましい。
社殿や本堂内での振る舞いも極めて重要だ。祈祷中の私語やスマートフォンの操作、無断での写真・動画撮影は重大なマナー違反にあたる。祈祷はアトラクションではなく、本人が心を整えて厄を祓う儀礼だ。同伴者もまた、その祈りに心を寄り添わせる姿勢が求められる。
また、乳幼児を連れて同伴する場合は、祈祷中に泣き出してしまった際の対応をあらかじめ決めておくなど、他の参拝者への配慮を忘れてはならない。