心を閉ざし、自己を押し殺して生きていた紅野の人生を劇的に変えたのが、透の親友である魚谷ありさ(うおたに ありさ)との出会いでした。コンビニエンスストアで偶然ぶつかったことをきっかけに、ありさは紅野の飾らない温かさに惹かれ、紅野もありさの奔放で真っ直ぐな眩しさに生まれて初めて「誰かを愛したい」という感情を抱きます。
しかし、慊人への義理立てから一度はありさを拒絶し、連絡を断とうとした紅野。二人の切ないすれ違いを繋いだのは、透が届けたありさの音声メッセージや手紙でした。
呪いが完全に解け、草摩家の呪縛から解放された最終回のその後、紅野は慊人との過去を清算するために草摩の敷地を完全に離れる決断を下します。遠く離れた地方都市へと生活拠点を移し、ありさは高校卒業後に紅野の元へと旅立ちました。
公式スピンオフやファンブック等でも描かれている通り、二人は新天地で同棲を始め、周囲の干渉を受けない穏やかな環境で正式に結ばれました。互いに傷を抱えながらも寄り添い合う、純粋で揺るぎない愛の結末を迎えています。