ロープウェイで空の旅を堪能した後は、麓に広がる湯の山温泉の散策が欠かせない。718年(養老2年)、浄蓮上人が薬師如来のお告げによって発見したとされるこの温泉は、傷ついた鹿が湯に浸かって傷を癒やしたという伝説から「鹿の湯温泉」の異名も持つ。
泉質はラジウム温泉(弱放射能泉)。神経痛や皮膚病、疲労回復に効果があるとされ、長年にわたり多くの湯治客の心身を癒やしてきた。温泉街には川沿いに格式ある老舗旅館や洗練されたモダンな日帰り入浴施設が立ち並び、山歩きの心地よい疲労を温かい湯で解きほぐす時間が、訪れる者を深くリラックスさせる。