縮毛矯正と黒染めはどっちが先?失敗・色落ちを防ぐ正しい順番を徹底解説

縮毛矯正と黒染めはどっちが先?失敗・色落ちを防ぐ正しい順番を徹底解説

縮毛矯正と黒染めはどっちが先?失敗・色落ちを防ぐ正しい順番を徹底解説についての真相をご紹介します。

インターネット上の掲示板や美容系インフルエンサーの投稿を見ていると、「縮毛矯正の後に黒染めをするなら、どんな黒染めを使っても同じ」「黒く染めるだけなら薬剤ダメージはほとんどない」といった言説が散見されます。しかし、毛髪科学の観点から言えば、これらは極めて危険な誤解です。

盲点1:黒染めは「最も色素が濃く、髪への残留力が強い」ケミカル施術

「明るく脱色するわけではないから、黒染めはダメージが少ない」と思い込んでいる方が少なくありません。しかし実際には、黒染めの薬剤には毛髪を黒く見せるために大量の酸化染料が配合されています。この染料は髪の深部まで浸透して巨大な分子を形成するため、一度髪の中に入ると強力に居座り続けます。

縮毛矯正によってダメージホール(タンパク質の空洞)ができた髪に強力な黒染めを入れると、必要以上に染料を吸い込んでしまい、不自然な海苔のような「真っ黒(カラスのような漆黒)」に沈着してしまいます。これをプロの用語で「沈み込み現象」と呼びます。

盲点2:市販のセルフ黒染めが引き起こす「履歴の隠蔽」

ドラッグストア等で安価に購入できる市販の黒染めカラーは、誰の髪でも短時間で確実に黒く染まるよう、サロン用薬剤の数倍に及ぶ強力なアルカリ剤と高濃度の界面活性剤・金属染料が配合されています。これを使って自宅でセルフ黒染めをしてしまうと、外見上は一見健康な黒髪に見えるため、髪の芯がどれほど傷んでいるかがプロの目でも判別しにくくなります。

髪の履歴を把握できない状態で縮毛矯正の薬剤を塗布すると、薬剤の選定ミスを誘発し、薬を流すシャンプー台で髪が溶けてドロドロになる「テロッ毛」や、アイロンを通した瞬間に髪が千切れる悲劇に直結します。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。