ヒット作を連発するアイデアの源泉はどこにあるのか。彼女の思考法を探ると、日々の暮らしに潜む「小さな違和感」を絶対に見逃さないという徹頭徹尾なジャーナリスティックな視点に行き着く。
世間が「そういうものだ」と見過ごしている同調圧力や、恋愛におけるマニュアル化された価値観。そうした空気に対し、「本当にそうか?」と疑問を投げかける。思考を止めることなく、違和感をどこまでも深掘りし、ユーモアというオブラートに包んで提示する。だからこそ読者は、笑いながらも「そうそう、これが言いたかった!」と胸を突かれるのだ。表現への一切の妥協を排した覚悟こそが、ヒットを生み出し続ける原動力と言える。