海を渡った藤浪の挑戦は、常にドラマに満ちていた。オークランド・アスレチックスでMLBキャリアをスタートさせると、その圧倒的な球速と荒削りながらも底知れないポテンシャルで全米のベースボールファンを驚かせた。その後、ニューヨーク・メッツなど名門球団のユニフォームに袖を通し、強打者を力でねじ伏せるピッチングを展開。
マウンド上で長い手足を大きくしならせ、唸りを上げる豪速球を投げ込む姿は、現地のアメリカ人ファンの目にも「絵になる投手」として強く焼き付いている。単に投球内容だけでなく、マウンド上で放つ華やかなオーラそのものが、観客を惹きつけてやまない。