二人の歩みが始まったのは1991年。当時、若手期待の大型右腕として台頭しつつあった佐々木主浩と、愛くるしい笑顔で人気を集めていた元アイドルの清水香織の結婚は、スポーツ界と芸能界を結ぶ華やかなニュースとして世間を賑わせた。横浜ベイスターズの絶対的守護神へと駆け上がっていく夫を、彼女は陰で健気に支え続けた。
二人の子供にも恵まれ、表向きは誰もが羨む幸せな家庭。だが、プロ野球選手としての佐々木の地位が急上昇し、取り巻く環境が激変するにつれて、夫婦の日常には少しずつ、しかし決定的な亀裂が入り始めていた。