シドニーからの最新打電によれば、オーストラリア準備銀行 (RBA) のミシェル・ブロック総裁は粘り強いインフレ圧力を警戒し、安易なタカ派姿勢の切り下げを拒んでいる。資源価格の推移とサービスインフレの着地点を見極める姿勢は極めて慎重だ。
オーストラリアの労働市場は依然として力強さを維持しており、賃金上昇率が下がりきらないことが豪ドルの下値を支える最大の根拠となっている。ミシェル・ブロック総裁が口にするインフレ目標回帰への道のりは平坦ではなく、追加利上げの選択肢が完全に消えたわけではない。この高金利維持の姿勢が、売り方に強烈なプレッシャーを与え続けている。