役者の資質を開花させるプロダクションの眼識も見逃せない。例えばトライストーン・エンタテイメントは、個性的でエッジの効いた才能を長期的な視野で育てる育成力に定評がある。同社に所属する俳優たちが放つ、一筋縄ではいかない深みのある存在感は、まさに事務所のカラーと共鳴している。
一方で、ホリプロをはじめとする大手芸能プロダクションも、王道ハンサムの枠に収まらない多面的な魅力を備えたキャストの売り込みに注力している。単なるイケメン枠を超え、狂気と気品を同居させたキャラクターを担える人材へのニーズは年々高まっており、事務所間のキャスティング戦略にも大きな変化をもたらしている。