石川丸の主軸を担うのが、周年狙える鴨居 石川丸 アジ船と、シーズンごとに熱狂的なファンを集める石川丸 タチウオ 釣況です。それぞれのターゲットにおける特徴と、近年の釣果傾向を整理します。
まずアジ船では、走水沖特有の太く肥えた「金アジ(ブランドアジ)」が主力を飾ります。ビシ(コマセカゴ)130号を用いた深場攻略から、ライトアジ(LTアジ)感覚で手返しよく釣る浅場まで、時期やポイントに応じて柔軟に展開されます。潮流が速いエリアゆえに、指示ダナ(海底から2〜3m前後)を正確にキープし、コマセの煙幕と同調させることが釣果を伸ばすカギです。トップで30〜50尾以上の安定した釣果が日常的に記録されています。
一方のタチウオは、初夏から冬場にかけて観音崎沖〜猿島沖周辺で大型「ドラゴン級(指5〜6本幅)」が頻繁に顔を見せます。天秤仕掛けの一本針によるエサ釣りから、近年主流となりつつあるタチウオテンヤまで対応しており、船長の的確なタナ指示アナウンスが連発劇を演出します。釣況は潮回りによって日ムラがあるものの、アタリを捉えて掛けるゲーム性の高さから高い人気を誇ります。