従来の語学学習といえば、ビジネスや留学といった実用的な目的が主流だった。しかし、現在のブームを牽引するのは「推しに自分の気持ちを直接伝えたい」という純粋な初期衝動だ。教科書的な文法を覚えるよりも先に、感情表現に特化した単語を習得していくスタイルが主流になっている。
スマートフォンの翻訳アプリやAIアシスタントの普及も、このハードルを劇的に下げた。完璧な文法でなくてもいい。とにかく想いを届けたいという熱量が、若者たちを中国語の学習へと駆り立てているのだ。結果として、語学教室の受講層にも明らかな若返りが見られるという。