ここ数年で一気に定着したのが、AIアルゴリズムが需要に応じて価格をリアルタイムで変動させる「ダイナミックプライシング」だ。天気、対戦相手、先発投手、さらには前日の試合結果までが価格に反映される。
平日ナイターの不人気カードなら、外野席が1,000円以下で手に入ることもある。しかし、週末の優勝争いや伝統の一戦となれば話は別だ。一般のサラリーマンが手を出せる金額を遥かに超え、数万円規模にまで高騰する。需要があるところに高い価格を設定する。経済合理性としては正しい。だが、ファンの感情は追いついていない。