「自宅でスマホを使って自撮りし、コンビニでプリントすれば安上がりで盛れる」と考える人が増えている。しかし、免許センター持ち込み写真の審査基準は非常にシビアで、自撮り写真の多くが不適格判定を下されている。
持ち込みが拒否される最大の要因は「スマホのインカメラ特有のレンズ歪み」にある。至近距離から広角レンズで自撮りすると、顔の中心部(鼻や目元)が膨張し、輪郭が外側に引っ張られる遠近感の歪みが生じる。警察の窓口では本人確認書類としての正確性が最優先されるため、歪みによって人相が変わって見える写真は受理されない。
さらに、免許写真持ち込みのNG条件として以下の項目が頻繁に指摘されている。
1. 背景に落ちた影や壁の模様:部屋の壁際で撮影すると、頭や肩の背後に濃い影が落ちやすい。また、壁紙のクロス模様や凹凸のテクスチャが写り込んでいると「無背景」の要件を満たさない。
2. 過度なデジタル補正や美肌フィルター:目を大きくする、輪郭を細く削る、肌を過剰になめらかにしてホクロや輪郭線を消すといった加工は一発でNGとなる。
3. ピンボケや印刷の粗さ:光量不足によるノイズや、普通紙へのインクジェット印刷による不鮮明さは不可。
4. 視線や姿勢のズレ:カメラレンズを直視せず画面を見て視線が逸れているものや、首をかしげているポーズは認められない。