13歳未満の小児の場合、原則として2回の接種が推奨される。1回目の接種だけでは十分なブースター効果が得られず、免疫記憶を強固に定着させることが難しいためだ。
1回目から2〜4週間の間隔を空けて2回目の接種を行い、そこからさらに約2週間を経てようやく目指すべき抗体レベルへと到達する。つまり、子供の場合は準備開始から効果の発現までに最短でも1ヶ月以上の期間を要する計算になる。
一方で、免疫応答が減退している高齢者や基礎疾患を持つリスク層においても、抗体の上昇ペースが緩やかになる傾向が確認されている。家族を含めた周囲の早期接種が、ハイリスク群を守る強固な防波堤となる。