「手順通りに操作しているのに2画面にならない」「アプリアイコンをドラッグしても弾かれてしまう」というトラブルには、明確な技術的要因が存在します。主な原因は以下の3点に集約されます。
第1の要因は、「アプリ自体がiPadOSのマルチタスク機能に対応していない」ケースです。例えば、一部の銀行系アプリ、Instagramなどのスマートフォン向けレイアウト専用アプリ、特定のゲームアプリなどは、開発元が画面のサイズ可変や2画面表示を許可していません。非対応アプリを画面端へドラッグしても、Split Viewとして吸着せずに元の位置へ戻ってしまいます。
第2の要因は、iPadの設定で「複数のAppを許可」が無効化されている可能性です。「設定」アプリを開き、「ホーム画面とマルチタスク」項目内の設定が正しくオンになっているか再確認してください。
第3の要因として、「ステージマネージャ」の動作仕様による混乱が挙げられます。ステージマネージャが有効になっている場合、従来の固定2分割(Split View)ではなく、PCのような可変ウィンドウ表示に切り替わります。画面上部のコントロールセンターを開き、ステージマネージャのアイコンがオンになっていないか確認してみましょう。