都立高校の一般入試(第一次募集・分割前期募集)において使用される内申点は、中学3年生の2学期(2期制の学校では後期中間評価)の通知表成績をベースとした「換算内申」です。中学1年生や2年生の通知表成績は合否判定の計算には直接含まれず、中学3年生の確定内申のみが対象となります。
最大の特徴は、国語・数学・英語・理科・社会の「主要5教科」と、音楽・美術・保健体育・技術家庭の「実技4教科」で配点の重みが異なる点です。調査書点計算ルールに基づき、実技4教科の評定はすべて2倍にして計算されます。
計算式は極めてシンプルです。
【換算内申の計算式】
(主要5教科の評定合計 × 1)+(実技4教科の評定合計 × 2)= 換算内申(65点満点)
主要5教科がすべて「5」の場合は25点、実技4教科がすべて「5」の場合は(4教科 × 5 × 2)で40点となり、合計で最高65点となります。通知表の単純合計(45点満点)のうち実技教科が占める割合は約44%ですが、換算内申(65点満点)においては実技教科の比率が約61.5%まで跳ね上がります。主要教科でオール4を取っていても実技教科がオール3の場合、換算内申は44点にとどまる一方、主要教科がオール3でも実技教科がオール4なら換算内申は47点となり、後者の方が高い持ち点で入試本番に臨める計算になります。