東京市場におけるアナリストらの視線は、極めて野心的だ。大手証券会社のレーティング改定では、目標株価の上方修正が相次いでいる。
「半導体銘柄の物色が一巡した後、真の需要拡大を支える受動部品銘柄に資金が本格流入している」と、国内大手証券のシニアアナリストは指摘する。海外の機関投資家による保有比率の上昇も、その裏付けと言えるだろう。
一方で、空売り残高の推移や信用倍率の動向には注意が必要だ。株価の上昇局面では、買い戻しによるショートスクイーズが株価を一段高へ押し上げる局面も見られるが、短期的にはボラティリティが高まりやすい地合いが続いている。