法廷で最も関心を集めたのは、「なぜこれほど凄惨な暴行に発展したのか」という動機の部分です。八木原被告と被害者の長谷さんは、2026年の春頃から交際関係にありました。しかし、被告側の供述によると、日常の些細な言動や金銭トラブル、態度に対する不満が徐々に蓄積していたとされています。
八木原被告は長谷さんとの関係悪化に悩み、アルバイト先で親しくなった川村葉音被告に相談を持ちかけました。この相談をきっかけに、不満を直接問い詰めるという名目で長谷さんを深夜の公園へと呼び出す計画が立てられた経緯が語られています。
公判の被告人質問において、八木原被告は「話し合いをして謝らせるつもりだった」「ここまでひどい暴行になるとは思わなかった」と涙を浮かべながら供述しました。しかし、被害者を深夜の無防備な状態におびき出し、複数人で取り囲む状況を自らセッティングした責任について、検察側からは「安易な鬱憤晴らしのために暴行を容認・誘発した」と厳しく追及されています。