「賞味期限」とは、あくまで美味しく食べられる期限だ。安全に食べられなくなる「消費期限」とは意味が異なる。一般的に、食品の賞味期限は安全限界期間に0.8などの安全係数を掛けて短めに設定されている。
理論上、未開封の充填豆腐は、賞味期限を1〜2週間過ぎた程度では品質にほとんど変化がないことが多い。ネット上には「1ヶ月過ぎても平気で食べた」という声も散見される。しかし、メーカー側は当然ながら期限内の消費を強く推奨している。保管状況(冷蔵庫の開閉頻度や温度設定)によって劣化のスピードは大きく左右されるからだ。1ヶ月を過ぎたものは、菌の繁殖リスクよりも、大豆の脂質の酸化や離水(水分が抜けてスカスカになる現象)が進み、風味が著しく落ちている可能性が高い。