「絶対におすすめできない極めて危険な行為」と断言するのは、臨床現場で患者に向き合う消化器内科医だ。1回で摂取する約9グラムの塩分は、世界保健機関(WHO)が推奨する成人の1日あたり塩分摂取目標量(5グラム未満)を遥かにオーバーしている。
急激な塩分の過剰摂取は、血圧の急上昇や不整脈、急性腎不全のリスクを跳ね上げる。さらに血液中の塩分濃度が跳ね上がることで細胞から水分が奪われ、高ナトリウム血症を発症すると、頭痛や意識障害、最悪の場合は痙攣を起こして生命の危機に瀕する。便秘の解消という軽い動機に対して支払う代償としては、あまりにもリスクが大きすぎるのだ。