近年、学びと娯楽を掛け合わせたエデュテイメント業界は急速な拡大を見せている。その中心地の一つが、千葉県千葉市の幕張新都心だ。この地で圧倒的なリピート率を誇るのが、次世代型の職業体験型テーマパークとして展開するカンドゥー幕張である。施設を運営する株式会社カンドゥージャパンは、子どもの自主性を尊重しつつ、親子の対話を促進する空間設計を徹底してきた。
同施設の基礎を築いた創業者ルイス・ラ・セルナ氏が描いたビジョンは、単なる職種体験の場にとどまらない。警察官、パイロット、アナウンサー、モデル、歯科医師など、約30種類以上のカンドゥー職業体験アクティビティが用意されており、子どもたちはリアルな社会の擬似体験を通じて自律心を育む。保護者専用のレストラン席が中央に配置され、荷物を置いたまま子どもを見守れる設計も、他施設にはない画期的な工夫と言える。