大学編の大きな見どころの一つは、主人公である平沢唯と、ベース兼作詞担当の秋山澪の成長と変化だ。天然でありながら天性のギターセンスとカリスマ性を持つ平沢唯は、大学という広い環境でも相変わらずの愛されキャラを発揮しつつ、より独創的なメロディラインを生み出していく。一方で、恥ずかしがり屋だが芯の強い秋山澪は、大学のハイレベルなバンドマンたちから刺激を受け、自身の音楽性をさらに深く掘り下げていくことになる。
さらに、大学で新しく出会うキャラクターたちの存在も無視できない。家事万能でしっかり者の「和田晶」率いるライバルバンド「女組(おんぐみ)」との交流や対バンは、従来の放課後ティータイムにはなかった爽快な緊張感をもたらす。唯たちのマイペースな姿勢と、本格的に音楽へ打ち込む晶たちのスタイルが交差するとき、そこには新たな音楽ドラマが生み出されるのだ。