順風満帆に見えた味のイサムですが、2026年4月に厨房のダクト付近から出火する火災事故が発生し、店舗が全焼に近い被害を受けるという絶望的な危機に直面しました。突然の休業にファンや地元住民からは心配と悲痛の声が上がりましたが、この困難が店と人々との絆をより強固なものにしました。
再建に向けて立ち上がった店主・坂本憲彦さんを物心両面で支えたのが、番組の取材ディレクターを務めていた片桐Dでした。単なる取材対象と番組スタッフというビジネスライクな関係を超え、片桐Dは休業期間中もキッチンカーでのイベント出店や店舗の修復作業に汗を流し、まるで本当の家族のように再起を後押ししました。
クラウドファンディングや常連客の温かい声援、そして関係者の不眠不休の尽力により、事故から約半年後の2026年10月にリニューアルオープンを果たします。リニューアル初日には全国から数多くのファンが駆けつけ、涙を流しながら再開を喜ぶ店主と片桐Dの姿が『オモウマい店』でも放送され、日本中に大きな感動を呼びました。
現在でも片桐Dは休日などを利用して店舗のサポートに訪れることがあり、厨房やフロアで元気な姿を見せています。メディアが生み出した一過性のブームではなく、人と人との魂の通った交流が、味のイサムという空間を特別な聖地へと昇華させています。