春日部市と『クレヨンしんちゃん』の公式な関わりは非常に深く、単なる舞台背景を超えた強い絆が存在します。その歴史の節目を象徴する出来事を振り返ります。
東武スカイツリーライン・東武アーバンパークラインが乗り入れる春日部駅では、2018年より発車メロディに代表曲「オラはにんきもの」が採用されています。上り線と下り線で異なるフレーズが流れる演出となっており、電車を降りた瞬間からアニメの世界観に包まれます。現在進行中の駅高架化事業の中でも、このメロディは春日部のシンボルとして親しまれ続けています。
さらに遡ること2004年4月、春日部市は市制施行50周年を記念して、野原一家(野原しんのすけ、ひろし、みさえ、ひまわり、シロ)に「特別住民票」を交付しました。架空のキャラクターに対する住民票交付は当時大きな話題を呼び、現在でも春日部市役所やぷらっとかすかべ等で複製プレートや記念デザインの展示を確認することができます。
2010年からは市のコミュニティバス「春バス」にしんちゃんのラッピング車両が導入されるなど、自治体公認の看板キャラクターとして地域住民の生活インフラにも自然に溶け込んでいます。