時計の針を巻き戻そう。株式会社MTGのPR大使として来日していたクリスティアーノ・ロナウドが出演したのは、フジテレビ系の生放送番組だった。分刻みのハードスケジュールをこなす渦中でのスタジオ入り。そこに登場したのが、KUREIとISEKIからなるキマグレンだった。
彼らが披露したのは、誰もが知る夏のアンセム『LIFE』。アップテンポなリズムに合わせて、スタジオの出演者たちがタオルを振り回す。しかし、カメラが捉えたのは、手渡されたタオルを静かに握りしめ、困惑と苦笑いが混ざり合ったような表情で立ち尽くす世界の至宝の姿だった。ノリノリで歌うアーティストと、文化のギャップに呆然とするスーパースター。その温度差があまりにも鮮烈だったのだ。