優れた防寒・耐摩耗性能を誇る一方で、専用ギアではないがゆえの懸念点も存在する。安全に乗りこなすためには、以下のデメリットを正しく理解しなければならない。
ハードプロテクターの不在
最大の弱点は、くるぶしやスネ、つま先に「プラスチック製または金属製のハードプロテクター」が入っていない点だ。転倒時にバイクの車体に足が挟まれた場合、潰れに対する耐性は専用のレーシングブーツやオフロードブーツに及ばない。
つま先の厚みとシフトフィーリング
ティンバーランドのトゥボックス(つま先部分)は丸みがあり厚い。シフトペダルとステップの隙間に爪先を滑り込ませる際、専用ライディングシューズに比べて操作感が鈍くなる。慣れるまではギアチェンジミス(ニュートラルに入ってしまう等)が生じやすい。
シフトペダルによる「黒ずみ・傷」の発生
チェンジペダルを足の甲で掻き揚げる動作を繰り返すと、柔らかいヌバックレザーの表面が潰れ、黒いゴム跡や擦れ傷が刻まれる。特に発色の良いイエローブーツでは、左足の甲だけが黒く汚れる現象が避けられない。