フィンテックの恩恵を受ける一方で、SNSや利用者コミュニティでは新たな課題に対するリアルな声が噴出しています。
「財布を持たずに外出できる快適さは戻れない」「家計簿アプリのおかげで無駄なサブスクを解約できた」という圧倒的な利便性を評価する声の一方で、現場では以下のような落とし穴も指摘されています。
① アプリ乱立による管理コストの増大
「〇〇ペイ」や独自ポイントが乱立した結果、各アプリへのチャージ残高が分散し、かえって資金全体の把握が煩雑になる「デジタル疲労」を訴えるユーザーが増加しています。
② 「支払いの痛み(Pain of Paying)」の消失による浪費リスク
行動経済学で指摘されるように、現金を物理的に手渡す行為には心理的なブレーキ(支払いの痛み)が伴います。しかし、ワンタップ決済や後払い(BNPL)は支払いの心理的摩擦を完全に消し去るため、気付かないうちに予算を超過してしまうリスクが潜んでいます。