女優業と並行して大きな称賛を浴びているのが、彼女の建築や美術に対する深い造詣です。特に有名なのが、日本を代表するモダニズム建築家・吉阪隆正が1957年に設計した名作住宅「ヴィラ・クゥクゥ(Villa Coucou)」の継承エピソードです。
解体の危機に瀕していた同住宅の価値を知った鈴木京香は、自らオーナーとなって土地と建物を購入。専門家の監修のもとで丁寧な修復工事を行い、歴史的建造物を未来へ残すプロジェクトを自費で成し遂げました。この功績は日本建築学会からも高く評価され、文化人としての鈴木京香の審美眼を世に示す出来事となりました。
自身の自宅やプライベートな住空間に対しても強いこだわりを持ち、無機質な豪華さではなく、自然素材や歴史的背景を慈しむ丁寧な暮らしぶりは、彼女の内面からあふれる上品な佇まいの源泉泉となっています。