海外巨大IT企業の動きに抗し、日本独自のエコシステムを強固に構築しているのが国産プラットフォームの存在だ。その中心に立つのが、国内最大級の仮想空間プラットフォームを展開する株式会社clusterである。同社を率いる代表取締役CEOの加藤直人氏は、日本市場における仮想空間の可能性について、日常と地続きの「生活空間」としての定着を重要視してきた。
加藤氏が推進するアプローチは、超高精細なグラフィックやハイエンドPCへの依存から脱却し、スマートフォンや軽量デバイスから誰でも一瞬でアクセスできる利便性の追求だ。結果として、個人クリエイターが自由にアバターや空間アイテムを制作・販売できる経済回路が稼働し、日本独自のコンテンツ文化やIPと融合した巨大なコミュニティが醸成されている。