編集部がSNSやネットコミュニティに寄せられた裾上げの失敗事例を独自に分析したところ、初心者が陥りがちな共通のミスが3つ浮き彫りになりました。
第1の落とし穴は、「靴を履かずに採寸してしまうこと」です。靴下や素足の状態で丈を合わせると、実際に革靴やスニーカーを履いた際にクッション(裾のたるみ)が不自然にたまったり、逆に短すぎて足首が露出しすぎたりします。必ず普段合わせる靴を履いた状態でピン打ちを行う必要があります。
第2の落とし穴は、「生地の伸縮性を無視した接着テープの使用」です。ストレッチ性の高いスキニーパンツやジャージ素材に硬い接着テープを施すと、足を通した瞬間にテープが生地の伸びについていけず、バリバリと剥がれてしまいます。伸縮素材にはニット用テープや、柔軟性を維持するウレタン系ボンドを選択するのが鉄則です。
第3の落とし穴は、「水通し前の新品デニムを裾上げすること」です。綿100%のリジッドデニム(未洗いジーンズ)は、初回の洗濯で丈が2〜3cm以上縮むケースが珍しくありません。裾上げを行う前に必ず一度洗濯と乾燥を行い、生地の縮みを出し切ってから長さを決定することが失敗を防ぐ防衛策です。