アジア屈指のアベレージヒッターとして世界中から熱い視線を浴びるイ・ジョンフは、6年総額1億1300万ドルという破格の契約でサンフランシスコ・ジャイアンツの一員となった。「風の孫」の異名をとる天才バッターは、卓越したバットコントロールと広大な外野をカバーする抜群の守備範囲で、着実にチームの顔としての地位を固めている。
彼がMLB入りを果たした背景にあるポスティングシステムの活用は、日韓の球団経営にとっても極めて重要なモデルケースとなった。渡米直後からメジャーのパワーピッチャーが繰り出す160キロ超のストレートに一歩も引かず、流れるような美しいスイングで広角に安打を打ち分ける姿は、オラクル・パークに集う地元のファンを熱狂の渦に巻き込んでいる。