鑑定額が表示される直前、スタジオと茶の間のボルテージを最高潮に引き上げる「オープン・ザ・プライス!」の掛け声。この象徴的なフレーズを放っているのが声優の銀河万丈です。
アニメ『機動戦士ガンダム』のギレン・ザビ役をはじめ、数々の洋画吹き替えや報道番組のナレーションで知られる銀河万丈は、低音の美声と抜群の説得力を誇ります。鑑定団における彼の役割は、単なる原稿読みではありません。陶芸品や絵画が作られた当時の時代背景、作者の波乱万丈な生涯を、まるで短編歴史映画を見ているかのようにドラマチックに語り聞かせます。
鑑定前の静けさから一転、金額発表の瞬間に放たれるシャープなコールは、30年以上変わらない番組の代名詞です。この緩急自在な語り口があるからこそ、偽物だった場合の脱力感や、本物だった場合の高揚感が何倍にも増幅されます。