この現象は、単なる若者のノリにとどまらない。飲食業界やエンターテインメント産業のマーケティング担当者も熱い視線を注いでいる。近年の居酒屋チェーンやパブでは、昭和・平成のヒット曲をあえて店内BGMとして流し、客席での自然発生的なコミュニケーションを誘発する試みが盛んだ。
「見る・聴く」エンターテインメントから、自らが参加して完成させる「体感型コンテンツ」へのシフト。平成ポップスの持つ圧倒的なメロディラインと親しみやすさは、世代を超えたコミュニケーションの潤滑油として、夜の経済圏でも確固たる価値を証明している。