2000年11月、日本中を駆け巡ったニュースは、文字通り日本列島を激震させた。28歳だった木村拓哉と、30歳だった工藤静香の電撃結婚の発表である。全国ツアーの真っ最中、記者会見の場に立った木村は、ストレートで男気あふれる言葉で自らの重大な決断を報告した。
「結婚します」の一言から始まった歴史的な会見。お相手は工藤静香さんですか、という報道陣の問いに対して「彼女しかいないでしょう」と迷いなく即答した名場面は、今なお語り継がれる伝説だ。トップアイドルとしての絶頂期にリスクを恐れず、自らの言葉で人生の選択を語った姿は、スターとしての圧倒的な器の大きさを世に知らしめた。