ゲーム業界から始まったこの問題は、今や動画サブスクリプション分野、すなわちデジタルコンテンツ配信事業全体へと広がっている。例えばNetflixの世界的ヒット作『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のように、自社オリジナルIPであれば全世界同時配信が可能だが、外部スタジオからライセンスを取得した作品ではそうはいかない。
北米で絶大な人気を誇るHBO Maxのオリジナルコンテンツなどは、日本国内での放映権が特定の有料テレビ局や国内配信サービスに長期独占販売されていることが多く、本国の配信開始から数ヶ月、時には数年も遅れるケースが後を絶たない。「金を出して契約しているのに、海外のSNSでネタバレを食らう」という動画配信ユーザーの悲鳴は、ゲーム業界の構図と酷似している。