「店舗の味を自宅でも再現したい」という声に応え、料理人や米飯鑑定の専門家が推奨するプロ直伝の炊飯メソッドを公開します。高価な土鍋がなくても、一般的な家庭用炊飯器で劇的な変化を実感できます。
【ステップ1:最初の研ぎ水は10秒で捨てる】
乾燥した米は最初の水分を一気に吸収します。最初の注水はミネラルウォーターまたは浄水を使い、軽く2〜3回かき混ぜたら10秒以内に捨ててください。ぬか臭さを吸わせないための最重要工程です。
【ステップ2:やさしく「研ぐ」のではなく「洗う」】
精米技術が進化した現在、力を入れて米を研ぐと粒が割れてべたつきの原因になります。指を立てて泡立て器のようにシャカシャカと円を描くように20〜30回回し、2回ほど水を替えて手早くすすぎます。
【ステップ3:冷水での完全浸漬(夏場30分/冬場60分)】
浸漬は必ず冷蔵庫で行うのがプロの技です。水温を低く保つことで、炊飯時に一気に温度が上昇し、米のデンプンが糖へと分解される酵素の働きが最大化されます。氷を1〜2個入れて炊飯スタートするのも効果的です。
【ステップ4:炊き上がり直後の「十字ほぐし」】
炊き上がりのブザーが鳴ったらすぐに蓋を開け、しゃもじで十字に4等分し、釜肌からすくい上げるように空気を含ませながら底から優しくほぐします。余分な水分を飛ばすことで、一粒一粒に美しい艶が宿ります。