最後の相場師・是川銀蔵の生涯と投資手法|住友金属鉱山と亀の三原則

最後の相場師・是川銀蔵の生涯と投資手法|住友金属鉱山と亀の三原則

最後の相場師・是川銀蔵の生涯と投資手法|住友金属鉱山と亀の三原則の総合ガイドをご紹介します。専門的な知識が詰まっています。

市場の荒波を生き抜くために是川銀蔵が確立した投資哲学の結晶が、自著『相場師一代』でも強調されている「亀の三原則」です。うさぎのように目先の急騰に飛びつくのではなく、亀のように着実に歩みを進める姿勢こそが長期的な勝利をもたらすと説きました。

その原則は、現代の個人投資家にとっても普遍的な指針となっています。

🐢 是川銀蔵が遺した「亀の三原則」
1. 銘柄は人が手掛けない、将来性のある割安株を自分で見つけてじっくり待つこと
2. 経済や株価の動きからは片時も目を離さず、日々の研究を怠らないこと
3. 過大な利益を求めず、腹八分目で利食い(利益確定)すること

銀蔵の銘柄選びは、常に徹底したファンダメンタルズ分析に基づいていました。同和鉱業の相場でも、国際銅市況の底入れと会社の潜在価値を徹底分析した上で、誰もが見向きもしない時期に静かに仕込んでいます。「株価は景気の鏡であり、大衆心理の逆を行かなければ勝てない」という言葉通り、世間が悲観に暮れている不人気セクターからダイヤの原石を掘り起こす逆張り投資を貫き通しました。

さらに重要視したのが「腹八分目」の精神です。天井で売り抜けることは神仏の領域であり、欲をかいて最後の利幅まで狙うと逃げ場を失う。8割の利益で満足して次の機会を待つという自制心こそが、数多の暴落局面で生き残るための命綱となりました。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。