初穂料を入れる祝儀袋には、水引が「紅白の蝶結び」になった熨斗袋を使用するのが鉄則だ。何度あってもおめでたいお祝い事であるため、結び切りではなく、結び直しができる蝶結びを選ぶ。万が一、手元に熨斗袋がない場合は、白無地の封筒に「御初穂料」と書いて代用することも可能だが、正式な参拝では水引付きの熨斗袋を用意するのが望ましい。
表書きの上段には「初穂料」または「御初穂料」と毛筆や黒の太字サインペンでハッキリと書く。下段には、ご祈祷を受ける赤ちゃんのフルネームを記載する。ここでのポイントは、親の姓名ではなく「生まれた子の名前」を書く点だ。読み間違いを防ぐため、名前にふりがなを振っておく心配りも喜ばれる。双子の場合は、右側に上の子(先に生まれた子)、左側に下の子の名前を連名で並べて記述する。中袋の表面には漢数字の旧字体(例:伍阡円、壱萬円)で金額を記載し、裏面左下に住所と赤ちゃんの氏名を明記するのが正式な作法である。