そもそも、なぜ今回の琵琶湖三市同時花火大会がターゲットにされたのか。
最大の理由は、広域にわたる大規模イベントゆえの「情報の複雑化」にある。三市が連携して同時開催するというスケール感は大きな話題を呼んだ反面、各市ごとの鑑賞エリアやアクセス方法、チケット体系が多岐に渡り、来場者が「どれが正しい情報なのか」を判断しづらい状況を生み出してしまった。
悪質な詐欺グループはこの情報伝達の「歪み」を見逃さなかった。複数の自治体が関与していることで確認作業が後手に回りやすい盲点を突き、偽の特設ページを作り上げる隙を与えてしまったと言える。