国民的アニメの劇場版主題歌というオファーを受けた際、平井堅は「子供だましではない、大人の心にも深く刺さる本物の歌を作りたい」という強い信念を持って作詞・作曲に臨みました。発売日は2017年3月1日。映画『のび太の南極カチコチ大冒険』は、極寒の地を舞台に時空を超えた冒険と絆が描かれる重厚なストーリーであり、監督を務めた高橋敦史からの「のび太とドラえもんの絆をストレートに歌ってほしい」という熱烈なリクエストに応える形で楽曲が立ち上がりました。
当時の特番インタビューや公式コメントにおいて、平井堅は「ドラえもんは便利で完璧なロボットに見えて、実はドジで欠陥がある。のび太もまた落ちこぼれ。でも、だからこそ二人はかけがえのないパートナーになれる」という関係性の本質に着目したと明かしています。強くなることを強いるのではなく、「弱い自分のままで誰かを愛し、誰かに自分を埋めてもらう」という自己開示の哲学が、この楽曲の根底に流れています。