千葉真一が遺した最大の財産の一つが、類まれな才能を受け継いだ子供たちの存在である。野際陽子との間に生まれた真瀬樹里は、母譲りの上品な演技力と力強い存在感で殺陣や舞台を中心に活躍。父の死に際しても、偉大な俳優としての血筋を重んじる言葉を残している。
一方、玉美さんとの間に生まれた新田真剣佑と眞栄田郷敦の兄弟は、アメリカで生まれ育ち、英語圏の感性と卓越した身体能力を武器に圧倒的なブレイクを果たした。幼少期から極真空手や各種スポーツに打ち込み、父から直々に演技指導を受けた二人は、まさにアクション遺伝子のサラブレッドだ。母・玉美さんがロサンゼルスで守り抜いた家庭環境と、父・千葉が叩き込んだプロフェッショナルリズムが見事に融合し、現在の輝かしい活躍へとつながっている。